2016年9月29日木曜日

ゆらりと湯気の手書き文字でカフェのブラックボード

【黒板・ブラックボードアイデア 7 】


湯気のタイポグラフィでカフェのブラックボードアイデア

Cafe & Gallery 柿の庭の黒板を書き換えました。

アイスコーヒーはもう終了したため、
ホットコーヒーに戻します。

アイデアの発想は、


毎回オーナーにお題を出されるのですが、
今回は2つのカップです。

レイアウトは、


2つのカップ…意外と難易度高めです。

それは偶数だから。

奇数は配置しやすいのですが、
偶数となると、難しい。

ラフスケッチで良い構図を探りました。

黒板を描く前に必ずラフスケッチ
ラフスケッチは必須


2つのカップを離して置いた構図よりも
重ねた方が一つのかたまりに見え、統一感が生まれました。


表現は、


立体感は消した方が面白いかも…と平面的に。
カップソーサーの切れ方も計算通り。

ここまではラフスケッチ内で決めた事です。

左上の青いペンで書かれている文字は、
描きながら「そうだ湯気みたくしよう」と決めました。
ここは計算外。

実はその部分が一番気に入っているかも。

テーブルのつもりで
右上から左下にかけての円弧を描いたのですが、
ごちゃごちゃしてて見づらかったので消しました。

フルカラーのイラストだったら
カラーのベタ面で存在していたかもしれませんね、テーブル。


書き上がってみて、


ブラックボードだと
色数が限定されるのと、
白黒反転なので、ぱっと見で分かりにくくないか気をつけたり
いつもの画面構成と意識が違ってきます。

手描きならではのライブ感…書きながら「こうしてみよう」など…が面白いなぁと思います。



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カフェ&ギャラリー柿の庭
http://kakinoniwa.com

埼玉県川口市芝2−17−20
営業時間11:00〜18:00



(この記事は2016年10月17日加筆・修正しました)