2020年5月20日水曜日

家ナカ遊び考案

新型コロナウィルスの自粛期間、
家の中でやった気晴らし遊びを紹介したいと思います。

ベランダピクニック

ベランダにレジャーシートを敷いて、お重箱にサンドイッチをつめたものを用意したり、クッションを持って寝転んだりして外を楽しんだ。日差しが強い時は、日傘をベランダ手すりにくくり付けて日除けにした。フェイクグリーンを使って演出も。

塗り絵

色鉛筆で若冲の塗り絵を少しやっていた。まだ未完成。完成したら載せたい。

VRゴーグル

スマホをセットしてみる簡易VRゴーグルを100均一でゲット。専用アプリ、YouTubeを使ってVR体験ができる。街中を車で走る動画、観光動画、ホラーなど様々な動画があって面白かった。

お気に入りはダリの世界を体験できる動画。これは面白かった。

スイーツづくり

ネットで見た簡単そうなスイーツをつくってみた。失敗したけど…。

プロジェクターでおうち映画館

うちの白い壁で以前からやってみたいと思っていた。迷った末、高価な家庭用プロジェクターではなく安いものを購入。映像の色など、こだわりがあるなら高価なプロジェクターを勧める。とりあえず非日常を感じたかった。ポップコーン、コーラを用意した。

温泉気分を味わう

調べて湯の花ではなく、別府温泉の湯の素を購入。硫黄の香りが温泉街を思い起こさせ良い感じ。夫のお気に入りになり、ほぼ毎日使っている。

PS4ゲーム

以前からやってみたかったPS4ゲーム、ウィッチャー3。夫が以前やってクリアした。長いゲームだから手を出さなかったがこの期間がきっかけとなった。馬のローチがかわいい。

読書

旅行できない分、今後ブラタモリできそうな雑学本を購入。
浅田次郎の小説「一刀斎夢録」も読んでいる。

こんな感じであとは、行ったことのないお店のテイクアウトを利用したり、近所散歩をしたり。夫がまるっと休み(テレワークなし)だったので、家族と楽しむ遊びばかり考案していました。
デザインの仕事は少しやっていましたよ、一応。4月にね…今は…。

2020年2月25日火曜日

コペン講師を辞めることにしました

講師として在籍していた(一社)コペンカレッジを辞めることにいたしました。

デザインに必要なAdobe Illustrator・Photoshopの簡単な使い方を2日間のワンツーマンレッスンで教えたり、講師陣の中でも古株だったので、内部の勉強会の講師などをさせていただきました。

デザイン・印刷と足らない知識が初めは多々あり、自分も調べたり勉強しました。
大きな経験を積ませてもらったと思います。

人に教えることで自分も成長できたと思います。

辞める理由については詳しくは言えませんが、転職理由の一つと同じように、
入社前にいいなと感じた組織は、入ってみて実は違っていて、上下に隔たりがある体育会系だったから、です。

体育会系の組織を否定しているわけではなく、大きく成長している組織には必要である構造だと思っています。
その上で人の感情をどう処理するかが、欠けていたと思います。

それでも、「講師」の仕事をする事で自分も成長できていたという事もあり、3年程在籍していました。

最初に感じた小さな違和感が最後まで拭う事ができず、最後には大きな不信感になってしましました。

それは、幼少期の記憶からも自分の性格が大きく関与しています。
私がちょっと面倒な奴って事です。

年明けに書いたブログ記事のモチベーション低下の原因でもありました。

辞める時は、存外あっけなく、でした。

今後もこれまで通り、デザインを作り続けて脳内のセロトニンを出していきたいと思います。

2020年1月15日水曜日

2020年あがらぬモチベ

年が明けてもう1月も中旬。

ブログ更新も夏から全然していなかった…。
忘れていたわけではなく、忙しかったわけでもなく、頭の片隅に「やらなきゃ」と思えば思うほどブログを書く気になれなくて。

いわば、三日坊主ならぬ三年目坊主です。
ブログを始めてからもう実は三年経つのです。

デザインの仕事もちょっと落ち着いてきた感じがあります。
2019年の下半期からイラスト素材作りにはまってしまい、家にこもってPCを触っていることが多く、すっかり出不精になり「あの人は今」状態になってました。

せっせと素材サイトにアップしてダウンロードされると喜ぶ日々でした。
正直、年明けてからも変わりません。

と、まあこんな感じで年明け感なく、ゆるくスタートした2020年。

今ちょっと新年の目標を言うモチベーションが明らかに低下している感じがあります。

あれ、自分ってこんな他人の事気にするんだっけ?と最近、SNS疲れと少しばかり後ろ向きになっています。

デザインをする喜びと、お金を得る喜びと、心豊かな生活をする喜びが全部一緒にできたら良いなと思いつつ、どんどんネガティブ思考になっていき、バランスよくはやっぱり難しいのかなと思うことも。

「成功した姿」ってなんなんだろう。

露骨に擦り寄っていく人たちを見たからなんだろうか。
苦しくなったのは、きっと他人のモデルを押し付けられているような気がしているからではないか。
とある影響を良くも悪くも受けすぎている…。

いま一度自分のことを見直してます。
揺るぎない自分なりの信念があったはずなのに、なんかちょっと流されているな、と。

と言うわけで、
初心に戻り、謙虚に&地域貢献」が今年の目標です。
ブログ書いていいたらモチベーションがちょっと出てきました。

細かには手帳に20個ほど書きました。(毎年書いていて、100個書くつもり)

本年もよろしくお願いします。

モチベーションと言えば、「図解モチベーション大百科」という本が面白かったです。
結構分厚いですが、実験と結果による結論がイラストとともにわかりやすく書かれています。おすすめです。
(読んだのに、モチベーション低いじゃないのとか言わないで)





2019年7月8日月曜日

能・八島の公演フライヤー(第2回飛座)

【フライヤー・チラシデザイン】

こんにちは、日々湿気と戦っている柿の庭デザインの石田栄です。

能楽チラシデザインのご依頼がありました。
宝生流の内藤飛能(ないとうとびよし)さん主宰の第2回飛座公演のチラシです。
前回チラシ記事道成寺チラシ記事石橋チラシ記事

今回のデザイン
 
おもて うら


能楽の演目について、あまり詳しくないため毎回内容を調べます。

今回は「八島」という演目で、登場人物は源義経です。

学生の頃は、歴史より現代社会の科目の方が好きでしたので、お恥ずかしい話、歴史の基礎がポンと抜けている自身の教養がありまして、学生時代の怠けをいちいち補わなければなりません。
夫と義両親は、歴史大好きでめちゃめちゃ詳しいので、そういう面でも今つらい。

みなもとのよしつね?(´・ω・`)状態から、
あ、牛若丸か!
あ、弁慶の!
と徐々に知識の穴埋めをしていきます。

そして能の演目での源義経という人物の描き方、演目の内容と見どころを調べます。

その後、ようやくビジュアルを決めます。
キーワードは、
  • 義経の能面
  • 勝ち戦、勝ち修羅
  • 源平戦の海
  • 一夜の幻と明け方の風景
  • 命を賭して名誉のために戦う
  • 義経の栄光とサッドエンディング
キーワードを元にエスキース(下絵)を描いて練ります。

エスキース
決めたエスキースを元に面のイラストを作成します。
送ってもらった能面の写真を元に、役者さんがつけている様子を想像で付け足して描きました。もうほぼデッサンです。
元絵





波の部分に「惜しむは名のため、惜しまぬは一命」という言葉を入れました。
命より名誉のために戦うという意味で、戦う男っぽさを感じる言葉です。どこかに使いたくてキャッチコピーのようにいれようかと思ったのですが、ビジュアルの中に溶け込む儚い感じにしました。

全体のカラーは、日本画によく見られる青緑色、下にいくにつれて桃色になるグラデーションです。
当初は暗い夜の色にぼんやりと…と思ったのですが、まだ月がうっすらと見えるような夜明けの空をイメージしました。


もう一つの能の演目、「西王母」は紙面3分の1に。
西王母の桃のイラストや雲を入れて上下が繋がるようにしました。

「こうしたい!」がたくさんあって、実は自分でもまとめるのにちょっと苦労しました。
西王母の写真以外は私が描いているのですが、面と着物と波と桃のテイストが合わなくて、でもPCで描くと無機質すぎて魅力がでなくて…手で書き直ししたりで試行錯誤が多くありました。

最終的にぱっと見のわかりやすさは出たと思ってます。


余談ですが、調べるために駅近くのそこそこ大きめな本屋に行ったら一冊も能関係の本がなく、愕然としました。
近くの百貨店の本屋には本が置いてあったので助かったのですが、伝統芸能に若い世代に興味を持ってもらうこと重要だなと思いました。私を含め、です。


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公演情報
第2回飛座公演
2019年10月12日(土)14時〜
宝生能楽堂

半能「西王母」
狂言「蝸牛」
能「八島」

入場料(全自由席)
大人 5,000 円 (当日6,000円) 高校生以下 2,000円 (当日2,500円)

◆チケット購入のご案内



2019年5月22日水曜日

スタンプラリーのグラフィックデザイン

【チラシ・ポスターデザインしました】

 来月の2019年6月から1ヶ月、西川口スタンプラリーが開催されます^^
このイベントのポスターとチラシを石田がデザインいたしました!

B3ポスター

今回で2回目のこのイベント。
1回目のデザイナーさんから私が引き継ぎました。

西川口といったら…
「怪しい町」「埼玉の中華街」「税務署がある」といったイメージでした。
税務署と東口のブックオフしか用がなかった私はあまり西川口のことをよく知りませんでした。あ、パスポートセンターもあるか。

実際に何度も打ち合わせ等で行った私の感想としては、「男性の繁華街」と言う感じ。
女っ気がほぼない…笑

もともと風俗店が多くあった土地のようですが今は縮小されて、中華店や焼肉店、ウイグル料理などがあります。
個人経営のお店が多く、個性豊かです。

デザインするにあたって、考えたのは「男性メインの街」と言えども、飲食店には家族連れで来ることもあるでしょうし、子育て世代が隣の川口・戸田エリアに多く住んでいるので、多く来てもらうためにユニセックスなデザインにしようと思いました。

第1回スタンプラリーの担当デザイナーさんのデザインを引き継ぎつつも、前回よりもイラストを増やすのを意識的にやりました。




「西川口スタンプラリー」の文字をタイトルロゴ化し、私が描いた街の絵をバックにいれました。

スタンプ台紙にもなるチラシの方は、16ページ折りで開くとB2サイズ、たたむとB5サイズになる形です。



114店舗のお店が参加しています。
チラシに載せる写真の修正が大変でした。

業種ごとの色分けにアイコンのイラストを追加しました。
イラストが入るだけで、より伝わりやすく、また柔らかな雰囲気になります。
店名の横に付いているアイコンをみて、すぐに「何の店か?」先に見た人が当たりをつけられるようにと思いました。

業種ごとの色分け説明部分
店の掲載部分

同様にマップの部分も目印を増やしたり、イラストを増やしてます。
花屋時代に「カーナビよりもゼンリンの地図が絶対」の経験から、国道号と道路標識と目印は必ず必要だと思ってます。


都合上、参加してない店は載せられないので、シンプルな地図ですが、なるべく公園とか目印になりそうなものを足してます。


と、こんな感じでデザインを作成しましたが、
西川口スタンプラリーの実行委員の方にたくさん褒めてもらいました。
何よりも「わかりやすい!」と言ってくれたのが嬉しかったです。
デザインは情報の整理も仕事ですからね。

4月に作成して、あと1ヶ月以上と思っていたら、もう来月まで迫って来ました。

実行委員の方々が夜な夜な構成を考え、私がデザイン部分を担い、チラシやポスターが出来上がりました。大変に感謝しております。

また専用のアプリもあって、チラシがなくともスマホアプリでスタンプラリーに参加できます!
戸田のアプリ制作会社ミネルバさんが作ってます。

アプリは下記からダウンロードできます。
iPhone
https://itunes.apple.com/jp/app/%E8%A5%BF%E5%B7%9D%E5%8F%A3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC/id1381180572

Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.minervasoft.nkstamprally&hl=ja


埼玉パワーすごいですね。
私もスタンプラリーしに行きます!


2019年5月10日金曜日

服を売る店の黒板

黒板・ブラックボード

Cafe & Gallery柿の庭の黒板を描き変えました。
最後に書き換えたのいつだったでしょうか…。




ものすごく久しぶりに黒板を描いて、やっぱり絵を描くのって楽しいです。
今回は、Cafe柿の庭オーナーFUFUKO(義母)が作った服を絵にしました。

元になった服はこちらです。




構成のイメージは「ファッション雑誌」の表紙です。
文字を簡単にレタリングしました。
PCで表示させておいて真似をして描いているだけなので、「レタリング風」という感じでしょうか。
一応はフリーハンドではなく、定規を使ったのでキッチリしたイメージになりました。

定規をあてるため、一本一本線を引いては乾くのを待つの繰り返し。
けっこう時間がかかりました。

服のレースの部分の模様は、キッチリではなく抜けを作りつつ、入れていきました。
というかレースをキッチリ描いてたら1日で終わりません。

肝心のオーナーの反応は…


とても気に入ってくれました!!
「今までで一番好きかも!」と大喜びしてもらい、描いたかいがあったなあ、とほっこりした気持ちになりました。

この黒板の裏面は、風呂敷アピールです。


風呂敷が何枚か重なっているところと水を描きました。
ちょっと漫画チックになってしまいました。
もう少し、水の表現を工夫できたかな、と。

こちらもオーナーは「良い良い」と言ってくれたので、まあ良しとしました。

道をあるいていても、黒板なりが店前に出ていると、
何を売っている店かわかるので、安心しますよね。

値段があるとなお良し!と、ようやく店に入れる小心者の柿の庭デザインの石田でした。


2019年4月23日火曜日

ドラマを観て思った私の働き方

気がついたらあっと言う間に春が終わりそうですね。

ブログの更新は、仕事が忙しいとできず、その忙しさがすぎたら今度は燃え尽きてしまって、遊びに走る…といった感じで滞ってました。
いつも大体このパターン…。
(忙しかった仕事は、追い追い紹介したいです。)

遊びと言っても家でDVDを観たり、漫画読んだり、と言った感じで。
基本1人!!しかもインドア!!
孤独耐性ありすぎて困る。
友達に誘われて映画など遊びに行くのですが、自分から誘う事が最近ないな〜と思います。独身の時は、よく友達誘って飲みに行ったりしてたんですけどね。

年齢ですかね。
30代半ばとなると、周りが結婚したり、子供生まれたり、仕事で責任のあるポジションにいたり、で簡単に誘いづらくなってきた感じあります。

「わたし、定時で帰ります」というドラマがスタートして、一話をネット配信で観たのですが、共感しまくりでした。
主人公は中堅の30代。定時で帰って近くの中華料理店でハッピーアワーのビールを楽しみにしてて、有給とって温泉宿泊付き人間ドックに行って1人で温泉と旅館料理を堪能。
この1人って言うのがリアルだなと。

ドラマでよくある「独身女友達が出てきて、夜は一緒におしゃれな馴染みの店でお酒を飲んで、延々くだを巻く」みたいな演出なくてよかったなと思いました。(これあると一気にフィクション感が増す気がする)

主人公と対比な同僚の三谷さんが、無理をして残業して頑張っている感じにも共感できました。
後輩をしかる場面、言い方が高圧的だったけれどなんでそれを言うのかも分かるし、それで後輩が反抗的になるのも分かるから、観ていて辛い気持ちになりました。

主人公が定時帰りになった訳が、新卒の頃無理をして倒れ、命の危険にまで晒された過去がありました。

私は命の危険まではなかったけど、夜中まで仕事、終電逃した事も(数回だけど)あって、夕飯は職場でパンやおでんで済ましていた新卒20代がありました。
幸い上司も先輩も良く人間関係も良い職場でしたが、一生こんな働き方は嫌だと思ってました。

転職して花屋になったけれど、ホテルのバンケットだったので、宴会・結婚・葬儀の準備や後片付けで朝早くから夜中までなんて、ザラでした。
体力がない私は、徐々に慢性疲労で常に頭痛が出てきたところで、仕事をセーブ。
それで家に遅くても21時頃にいられるようになって、夕飯を家で食べる事がすごく嬉しかった思い出があります。

あの頃、仕事は好きだし楽しかったけど、自分の命を削って生きてる感じがあり、父を40歳で亡くした自分としては、無理したら死ぬぞ、と警告が体から出ているのではないかと思いました。
仕事をセーブしても、約4年分の蓄積された疲労はなかなか手強く、2、3年はずっと眠いし、頭痛いし、肩が凝って、疲労が抜けなかったです。

働き方を変えようと思いました。

結婚もしたし、自分や家族にあった働き方をしようと思って今の個人事業主という形態になってます。

たまに個人事業主だから自由がきくだろうと、土日作業をガッツリ強いる方がいらっしゃるのですが、私は基本、簡単な修正等しか土日は対応してません。
土日はだいたい予定があるので。

以前、広告代理店の下請けの方でしたが、金曜夜に依頼→日曜まで欲しいとかありました。

今もその会社あるんかな…。ま、そういう事ですね。

休みの日は、自分や家族のための時間なのです。
デザイナーにとってエネルギー補給しなくちゃいけないのです。
クリエイティブは色々な経験と体験、遊び、空いた時間の出来事が、デザインの勉強に繋がったりするんです。

これが私の働き方=生き方です。



2019年2月15日金曜日

有名が故の弊害!?間違われた書体 Garamond (ガラモン)エピソード

普段何気なく使っている文字の歴史を探る

【文字の話 11】Garamond(ガラモン/ギャラモン)






ガラモン氏の字じゃない!?


16世紀フランスの活字鋳造業者クロード・ガラモン が製造した活字が有名になり、各地の活字鋳造所で "Garamond" と名づけられた活字が製作されていた。

ガラモンの死後、彼のスタイルを真似てジャン・ジャノンが作った活字を、19世紀前半にフランス国立印刷局が間違って「ガラモンの活字」として復刻・製造したのが混乱のはじまり。

後に、Adobe Garamond が作られたが、こちらは本物のガラモンの文字を基にしている。

ガラモン系とジャノン系に分かれる。

世界中の金属・写植・電子活字をあわせると、その数は軽く1000種類を越える「ガラモン」があるとされている。



文字の特徴


伝統的なセリフ体「オールド・セリフ・フェイス」の代表格。
セリフの特徴は、縦線と横線の太さの違いがない、あるいは僅かな差しかない。
「Q」のテールが円に触れて下に長く流れる。
「g」が上下に2階建てになっている。
「W」が上4つのターミナル(Vが2つ重なっているような感じ)がある。



アップルで有名なガラモン


Apple Garamond は、1984年の初代 Macの発売とともにメインフォントとして約18年間の長きに渡って採用され続けた。

ほかのガラモンより横幅が細く、ギュッと詰まった文字間になっている。



調べてみて感想


懐かしいAppleロゴが出てきて、文字をギュッとつまらすデザイン流行ったな〜と思い出しました。
書体はガラモンだったのですね。
私は、間違えられたジャノン系のやや尖った「a」が好きだなと思いました。
斜体バリーションまでのせなかったのですが、斜体の小文字が、なかなか癖のある雰囲気で好きです。



参考

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過去の文字の話一覧


2019年2月5日火曜日

着付け教室のWEBデザイン

【WEBデザイン】

建築事務所のWebデザインの仕事(ブログ記事はこちら)とほぼ同時平行で、実は着付け教室「あとりえ禅」様のWebデザインも行なっていました。

奥様が着付け教室を始めるにあたり、サイトが欲しいとのことでした。
株式会社ペルケオさんとの仕事です。


「あとりえ禅」様
トップページイメージ
https://atelier-zen.co.jp/kitsuke/

こちらのサイトは一からデザインしました。

・ターゲットの設定
・メインカラーなどデザインの計画
・おおまかなサイト変遷
・トップページのラフ
以上を含めた仕様&提案書を出して、確認してもらいました。

ターゲットの設定は初めされていなかったようですが、提案書を見ていただき、お客様の方で検討してもらい「若者向け」の提案から「外国人向け」に変更しました。

ターゲットの設定は重要で、ここが曖昧だと後々スムーズに進んで行かない、といった経験があります。
なので、お客様の要望とターゲットを必ず確認します。
デザインの理由付けにもなります。




トップデザインで気に入っているのが、結んだ紐のイラスト。Adobe Illustratorで作りました。
画像ではなくSVGなので縮小拡大が綺麗に表示できます。

FAQのページも気に入っていて、QをクリックするとAが出てくるjQueryをペルケオさんに「やりたい!」と言って実装してもらいました。


あと、日本語ページと英語ページに切り替えられるWordPressプラグインが入っています。こういうプラグインがあるんですね。
ペルケオさんから聞いて、自分のWordPressで試してみました。
qTranslate Xというプラグインです。

日本語ページと英語ページをそれぞれ作るかたちでした。
サイトの自動翻訳みたく勝手に変換するのではなく、自分でちゃんと英文ページをつくるので意味がよくわからない文が存在しません。
切り替えもボタンでできるので便利です。

すごいですね、WordPress。
自分だけじゃできないこともプラグインを探すとできてしまうことに感動します。
面白いです。


着付け教室「あとりえ禅」さま、応援してます!

2019年1月29日火曜日

ブルーノ・ムナーリ展

【展示見にいきました】

ブルーノ・ムナーリ -役に立たない機会を作った男
世田谷美術館/2018年11月17日(土)~2019年1月27日(日)




ふとアート展示情報を見ていて「ブルーノ・ムナーリ展」のフライヤーがすごく可愛くて、良くみると会期ギリギリだったので、見つけたその日にすぐ行きました。

ブルーノ・ムナーリを知らなかったです。
自分は知らないことだらけでほんと、勉強不足で浅いなと落ち込ます。少しでも語れる人になりたいです(泣)

気をとり直して、、

ムナーリは、イタリアのデザイナーで芸術家です。後で知ったのですが武満徹や福田繁雄とも交流があったらしいです。






抽象絵画やモビールなど、部屋に飾ったら楽しい気持ちになるだろうな〜と思わせる作品でした。後で美術手帖の記事を読んだら、「ユーモアやウィット」と表現されていて、あ〜なるほど!と合点がいきました。

ムナーリは多くの仕掛け絵本やおもちゃを作っていて、色や絵も面白いのですが、子供向けというより人間の感性に訴えかけるような部分が面白かったです。

簡単な図形を組み合わせて作る新しい形、線、半透明な紙、重なりによってストーリーが進んでいく本…めくりたくなる本能を刺激される感じを受けました。

ときたま、美大受験の立体構成を思い出させ、美大の基礎授業を思い出させました。

「基礎の造形」を最大限に表現した芸術だと思いました。

もっと学生の時に彼の芸術を知っておけば、もう少し自分の作品が変わったかもと後悔してます。


帰りにポストカードを買いました。
赤・緑・白黒で描かれたイラストです。

実はこれまでの経験上で密かに確信していることがあって、

それは
「人は自国の国旗カラーが好き」です。

ムナーリもイタリアの方なので、このイラストを見て「やっぱり!」と思いました。

もちろん全部が当てはまるわけではないですが、花屋にいた時に気づきました。
選んでしまう色ってあると思います。

まぁ国旗は、生まれてから一番よく目にする色組み合わせかもしれないので、意識の刷り込みはあるかもしれませんね。

ちょっと最後脱線しましたが、よい気分転換とインプットができました。

2019年1月8日火曜日

2019年ごあいさつ

あけましておめでとうございます!
柿の庭デザインの石田栄です。



月数回の更新だったのが、2018年12月がまさかの0回になってしまいました…。

というのも昨年11月に突如決まった引っ越しがありまして、年越してようやく普通に生活できるまでに落ち着きました。

上の画像は、2019年の年賀状です。
印刷に出す時間がなくて、はじめて消しゴムはんこを使いました。デザインナイフと彫刻刀を駆使して掘っていく作業はとても面白かったです。

掘る作業もさることながら刷る作業が予想外に難しく、全部かすれずにきれいにスタンプできたものはなかったです…。

アクリル絵の具を使ったので、乾きが早かったのが難しかった要因ではあります。
たぶん普通の絵具であれば良かったのですが、どうしても蛍光ピンクを使いたくて!

昨年の東京ステーションギャラリーで行われた夢二の展示を見てから「蛍光っぽい色」を使いたく思っていました。

年賀状で叶ってよかったです!!

さて、年末はバタバタとしており、そんな状態で申し訳なくお断りした仕事もありました。
今年あらたに環境を整え、たくさーんデザインしていきたいです!

本やギャラリーや映画など、インプットもたくさんしていきたいし、PHPの勉強も再開していきます。

つねに成長し続ける事を目標にしています。
デザインで人を幸せにしていきたいと思っています。

本年もよろしくお願いいたします。




柿の庭デザイン 石田栄