先日、弟に頼まれてイラストを書きました。
お題は「美女と野獣に出てくるような街」のイラスト。
さらに「王子様の誕生を祝う町の人達」という設定がついてました。
軽くOKしたものの、昔話のヨーロッパな町並みなんて身近にないので、色々資料集めてから描きました。
もちろん、ディズニーの美女と野獣のアニメを参考にもしました。
実際に似たような街がフランスにあるんですね。
というか、美女と野獣の舞台がもともとフランスだったのですね。
フランス・コルマール Sascha SturmによるUnsplashの写真 |
第二設定の「お祝い」している時の街ってどんなだろうと検索して見たけれど、あまりピンと来ず…。
思いついたのが、今ハマっているゲーム「Skyrim」の街でした。
突然、ゲームの話ですみません(^^;)
Skyrimは、中世ヨーロッパ風の街が多く出てはくるけど可愛い街は皆無なので、参考にしていなかったのですが、その中にフラックガーランドが飾り付けられている街があって、使えるかもと少しばかり参考にしました。
…と、こんな感じで、
1つの絵を描くのに資料がある程度必要です。
想像でさらさらと描いているように思われてますが、私の場合は見て描くが基本です。
ラフ画 |
資料を元にラフ画作成していきます。
街の絵って難しいーーーー!
パースが途中もう、わけわからなくなりました。
なんとか線を整えていきます。
線を整えた状態 |
街の人はトレペで別々に描く |
街の絵と人々の絵をスキャンして、Photoshopで2つを合成させます。
さらに線を整えたり、濃くしたり、画面の汚れを消していきます。
色を付ける前の下絵の完成 |
いつもならPhotoshopで色を付けて、後で色変えなどデータをいじればできる状態にしていくのですが、今回は時間がない、何でも良いという弟の頼みだったので直接色付をしました。(文句があっても弟なので却下させる姉)
色をつける道具は色鉛筆です。
花屋の時、ウェディング装花のデザイン提案では、よく色鉛筆をつかってました。
下絵を数枚コピーしておいて、花の色を塗り換えてスキャンして提案書に貼り付けてました。
要は、塗り絵な感じです。
後々修正する事がない時や時間がない時によくやります。
なんとなく中間位置の物から色塗る |
塗りつつ、足りない所は描き込みを加えます。
窓とかドアとか看板とか。
完成 |
ファーバーカステルの色鉛筆を愛用してます。
小さい頃に誕生日プレゼントで買ってもらった36色なんですが、当時より今の方が多用してます。
色はたくさんあると単純に色塗りがラクです。
私が好きなのはグレー。
赤、オレンジなど塗った上からグレーで塗ると深みが出たりします。
ざっと下絵から完成まで7、8時間くらいだったと思います。(A4サイズ)
絵を見せた時、弟に「かわいいー!」と褒められたので嬉しかったです。
反応が女子(笑)