2018年1月10日水曜日

2017→2018へ挨拶

2018年が始まり、柿の庭デザインも1月9日から仕事を開始しました。




振り返ると2017年は、WEB制作やイラストを企業に使ってもらう等の経験ができ、チラシなどの印刷物を作る以外で、グラフィックデザインの仕事の幅を広げられた年でした。

講師業の方も、新しい講座の企画・立ち上げメンバーになったりと色々な一歩を踏み出した感じでした。

良さげに見えるけどこれはすべて年の後半で、前半は仕事がなく(あっても安価で重労働で)精神的に荒れていました。精神を鍛えるための試練と思って前向きに考えていても「稼ぐ」行為をしていない自分に悲しくなりました。
やっぱりお金は大事です。


あと個人的には、2人の祖母が亡くなるという、寂しい年でもありました。
母方の祖母は年初めの2月、父方の祖母は12月の大晦日でした。

正月三が日過ぎてお葬式がありました。
祖母は栃木の人なのですが、親戚は新潟・東京両国・千葉・大阪とけっこう散らばっており、普段あまり会えない親戚が一同に会したお葬式は何だか新年会のような明るさでした。

祖母はもともと看護婦さん。婦長もやったとか。引退後民生員もやったとか。明るく活発、超絶お喋りで、麻雀好きで少々強引なところもある面白人でした。足を悪くしてからは年々弱り、1、2年前よりみな覚悟をしていました。90歳でした。

私はむかし子供の時分「確実に私と血の繋がりはあるのだろうけど(父と顔が似てるから)、ホントなの…?自分にもあるのかこの血。強烈な個性だわ…。」と少々引き気味でした。

こんな祖母なので、叔母(父の姉)も明るさを受け継ぎ、葬式後の食事でも明るく盛り上げ、最後にフォークダンスを踊るという葬式を忘れ新年会のようでした。

おかげで喪に服すというよりも、新たに気持ちでスタートしようという気持ちになりました。

この父方祖母は「動」なら、母方祖母は「静」でした。
全く性格は違えど、両方共に意思が強い女性でした。

祖母達が懸命に生きたように、私も。
懸命にもがいてみようと思います。

みんなが心躍るようなデザインがしたい!

本年もよろしくお願い致します。



石田栄