①黒板を書く〜道具の準備編〜
②黒板を書く〜下絵の作成編〜
③黒板を書く〜キレイに書く裏技編〜
黒板を書くテクニックをお伝えする4回目は、簡単な文字のアレンジやイラストの描き方です。
文字に装飾を加えてみよう。
- 縦線を太くする
最初に文字を書いて縦の部分だけ太くする。 - くるっとつなげてみる
つなげても読める事を意識する。英字に向いている。 - 端を閉じてみる
三角や丸など図形で閉じてみても面白い。 - 横線をゆらゆら線にしてみる
よこ、たて線の多い日本語に向いている。 - カクカクした線にしてみる
上の例は少し曲線が混じってるが直線だけで文字を書く。 - レタリングする
パソコンに入っているフォントをみながら真似してみる。
黒板イラストを描いてみよう。
- 花の描き方
- ・ガーベラ系の花の描き方
- 花の中心部分のマルを描く。
- マルの中に点を適当に描く。
- 花びらを最初に上下左右に描く。
- 花びらを中心に向かった傾きで埋めていく。
- 全体が丸くなったら完成。
・オーソドックスな花の描き方
- 鉛筆で星を描く。
- それに合わせて円弧をつなげて描く。
- 鉛筆の星の線を消す。
- 中心に丸を描き、塗りつぶしたら完成。
- (さらに茎と葉っぱを描けば縁取り装飾などのアレンジなどに使えます)
・桜の描き方【オーソドックな花からの応用】
- 鉛筆で星を描く。
- 星の鋭角に合わせて切れ目を入れた円弧をつなげて描く。
- 鉛筆の星の線を消す。
- 中心におしべのような線を3本入れたら完成。
- (さらに花びらを花の周りに散らばせてあげると桜らしさが出ます)
- 植物のツタの描き方
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- 先っぽの部分は曲線を小刻みに付け、だんだんと緩やかにした線を描く。
- 線に沿って先っぽの部分の葉は小さく、だんだんと大きい葉を描いていく。
植物によって葉の付き方が対生、互生、輪生と色々あり意識して描くとリアリティが出てイラストが巧く見えます。上のイラストは蔓日々草(対生)とアイビー(互生)のイメージです。 - 電話・メールなどアイコンの描き方
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左上:フォーク・スプーン・ナイフのアイコン—営業時間の案内など。
右上:メールアイコン—メールアドレスの案内など。
左下:電話アイコン—電話番号の案内など。
右下:パソコンのアイコン—HPやブログの案内など。
アイコンを使う事で、黒板の文字数を減らしスッキリ見せる事ができます。
黒板を書く〜全4回のまとめ〜
4回に渡って黒板を書くときのポイントやテクニックを説明してきました。また、今回の「文字の装飾やイラスト」は黒板だけでなく名刺やチラシなど手描きで自分で作りたいと思っている方々にも使えるテクニックです。
しかーし!カッコイイ黒板へは、まだまだ入門といった所です。
街に溢れているぐっと来る黒板を写真に撮ったりして、色々参考にしていくことをおすすめします。
がんがん見て、調べて、自分なりに黒板アートやDIYを楽しんでくださいね!
え〜ここで見放されては困る!
自分一人ではどうにもできないタイプの方(私はこのタイプです^^;)
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石田栄・連絡先
kakinoniwa.d@gmail.com
(講師プロフィール)