2017年もあと何週間かの12月中旬、
似顔絵を12人分作りました。
納期があまりなかったので、体の部分は簡単にしました。
この似顔絵は、子供が遊ぶ施設の先生方です。
来年1月に「福笑い用イラスト」として使用したいそうです。
実際の人を福笑いにするなんて、面白い発想ですよね。
土台やパーツを別々にしたデータも作りました。
福笑いの土台 |
福笑いパーツ |
とにかく時間がなかったので、写真をAdobe Illustratorでトレースして彩色しました。
顔よりも体を小さく描くと漫画っぽく見えます。
トレースしただけだとリアルすぎて福笑い遊びの楽しさが半減しそうだな〜と思ってコミカルな雰囲気を出しました。
この頭大きく体小さい似顔絵文化っていつからなのかしら。
ウェディングのウェルカムボードとかよく使われてますよね。
似顔絵と言ったら、世代的には「ものまね歌合戦」の絵が印象に強く残っていて、子供ながらに「なんで目口鼻がズレたりしているのに似てるのだろう?不思議だなぁ」と、針すなお先生の似顔絵の奥深さを感じた思い出があります。
駿河屋HPより |
今見ても針すなお先生の絵はすごく良いですね。
お義父さんも美大出身なので、現役時代に似顔絵を描いて〜と会社の人に頼まれた事があるそうです。
「本人がコンプレックスと思っている部分を強調して描かなきゃいけないから、似顔絵はあまりなぁ…(描くの好きじゃない)」
と言っていました。
あ!なるほど!そうやって特徴を強調する感じで似顔絵師さんは描いているのかぁと思いました。
(※お義父さんはイラスト描きではありません)
先生達はXmasが終わり、新年に向けて今きっと福笑いパーツを切っていることでしょう。
この福笑いで子供が面白がって遊んでくれる姿を想像すると嬉しくなりますね。