カフェ&ギャラリー柿の庭の黒板です。
諸事情で8月いっぱいお休みしていましたが、9月からは営業再開します。
(個人的には使用してました)
アイデアの発想は、
今回のデザインは、
柿の庭の風景を描きました。
道ゆく人に絵を見て想像してもらう事をしてみました。
レイアウトと表現は、
描いている時にイメージしたのは浮世絵と北欧模様。
構図の取り方と空間のあけ方に緊張感が出るように考えました。
空間があいていると埋めたくなるのが心理なのですが、
意識してあける事をすると緊張感が生まれます。
余裕を感じるというか、
優美さや贅沢さ高級感なども
空間をあけることによって感じさせる事もできます。
生け花でも「粗・密・空間」と師匠がよく言っておりました。
まさにデザインも同じ。
良いデザインには良い空間があります。
書き上がってみて、
今回の風景を黒板に絵で表現した事は、面白い試みでした。
写真にはない独特の強さが絵にはありますからね。
それは手癖やペンのにじみや擦れが深みをもって目に映るから。
写真にはあり得ない事が絵の中では起きて、
(例えば極端な歪みや省略など)
脳がそれを補うために想像するのではないかと思います。
※あくまで、なぜ絵は強さを感じるのかという部分の私の推測です。
カフェ&ギャラリー柿の庭は、
オーナー個人の美のセンスが光る場所です。
私はそれをデザインの力で後押しする存在。
人の魅力を倍増させるデザインをこれからも、
今後出会う人たちのために私が力になりたいと思います。
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店舗情報
カフェ&ギャラリー柿の庭
- 埼玉県川口市芝2-17-20
- http://kakinoniwa.com
(この記事は2016年10月17日に加筆・修正しました。)