2016年5月24日火曜日

マンドリンアンサンブル演奏会チラシ

【チラシデザインしました】

マンドリンアンサンブル アルコバレーノ演奏会のチラシです。

マンドリンコンサート 埼玉県川口市かわぐち 【演奏会のチラシデザイン】 
マンドリンコンサート 埼玉県川口市かわぐち 【演奏会のチラシデザイン】



マルコバレーノとはイタリア語で虹の意味だそうです。
虹はフランス語でのラルクアンシエルが有名ですね。


カラーは言葉の通り、虹色で表しました。

赤〜青〜黄色のグラデーションの虹色を大きく使っていますが、
デザイン上のひと工夫が実はあります。



「マンドリンアンサンブル」と「6月4日」の文字色に
黄色を入れた虹色にしてません。



それはなぜか?


答えは、可読性を考えたためです。

読んで字のごとく、可読性とは「読むことができる・読みやすい」です。

文字は小さくなればなるほど色の気遣いが必要です。

虹色は3原色すべてが入っているので、華やかな紙面になります。
ですが、明度差も大きくなります。
これが問題で、メリハリがつきすぎちゃうんですね〜。


明度差と言うのは、白黒コピーをイメージしてください。

黄色の文字は白黒コピーをすると白に近い灰色に印刷されます。
明度が高いという事です。

明度が高いと、白い紙面には見え方が優しく、ぼんやりします。

白地に黄色で形を描くのと、黒で描くのとは見え方が違いますよね。

もし虹のグラデーションを小さな文字に使ったら虫食いのように所々欠けて見えてしまいます。
なので、黄色を外したグラデーションになっているのです。




可読性というのは、デザインする上で重要になってくる部分です。

ちゃんと読めないと見る人にストレスを与えるので、
多くの人は無意識にしていると読んでくれません。
(ほんとに興味があって、見たい、知りたい人は別です。)



色相、彩度、明度は色の基本でデザインの基礎です。

基本を知っていることは「チラシのバリアフリー」になるんです。

相手のこと(見る人)を考えてデザインしているか、という部分が素人とプロの差になってくるんですね〜。



コンサート情報

風のささやきコンサート
「マンドリンアンサンブル アルコバレーノ」


日時:2016年6月4日(土)
場所:フェリーチェピアノサロンスタジオ
住所:埼玉県川口市芝2−3−11
電話:048−267−0749



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