先日、スウェーデン出身のデザイナー、Letter Boyさんのワークショップを体験してきました。
彼を知ったのはインスタです。
インスタのタイムラインに流れてきたワークショップの広告を見て、「やりたい!!」とすぐに申し込みました。
カリグラフィーというのは文字を美しく、規則正しく整えて書く書法のことです。少し日本の書道に通じるものがあります。
大学の時に、選択科目の一つにカリグラフィーを習うチャンスがあったのですが、そのとき私は広告専攻ということもあり、ポスターデザインなどの科目を選択していました。
後悔したのは花屋時代。
路面店に配属されたときに、店の入口に置く黒板を書くことになり、
「あの時、カリグラフィーを習っていたらもっと文字をかっこ良く書くことができたかも…!」
と後悔しました。
本を見てみるものの、いまいち自分が書ける気がしない…と独学せず、カリグラフィーへの憧れだけをもって、だましだまし今に至ってました。
自分で仕事を生み出すフリーランスデザイナーになって、自分の技術向上のために習ってみよう!と思い至りようやく行動にうつせました。
Letter boyさんのワークショップは、すべて英語で説明でした。
10人の参加者のうち2人外国人、5人の日本人は英会話OK、私含め3人の日本人は英語じゃべれない…という内訳で始まりました。
英語会話できる日本人がこんなにたくさんいるのか…と内心ショックを受けつつ、私は英語を喋れないけど、勘と耳は良いみたいでニュアンスは伝わりました。
書体デザインの用語だから、本などで予備知識があったので良かったです。非デザイナーだと内容理解が厳しかったかもしれませんね^^;
そして何と言っても、技術を学ぶのに実演に勝るものはないです。
Letter BoyことPeter先生は簡単そうに書いてるけど、いざ実際に書くとむずかしいです !
線に遊ばれている感じです。
ブラックレター書体を基本に練習しました。
「昔の洋書に使われているやつ」「修道士が聖書写すのに書くやつ」という認識しかなかったブラックレター書体と初めて向き合って、だんだんデザインされた書体を書けるようになってくると楽しくてしょうがなかったです。
英語の説明を聞き取った限りでは、この書体がすべての基本らしく、角をラウンドにしたり、斜めにすると書体のバリエーションが生まれると言っていました。
純日本なランチボックス付き。お品書きが達筆! |
昼休憩をはさんで後半は、サンセルフ体(ゴシック)のレタリングでした。
文字の特徴を見つけ、三角定規で見本から写しとってみるやり方を教えてもらい、鉛筆でスケッチしてみることをやりました。
これまた難しかった…。
ラフスケッチを書けるようになると、文字を使ったビジュアルデザインができるようになります。
PCを使わず、手で書体がかけるなんて、夢だ〜!
先生は毎日10分でいいから練習しましょうと言ってました。
嬉しいことにワークショップで使ったカリグラフィーペンや定規は持ち帰りOKでした。
少しづつ頑張ってみます。
なかなかうまく書けない〜 |
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ワークショップ情報
LetterBoy Web