2019年4月23日火曜日

ドラマを観て思った私の働き方

気がついたらあっと言う間に春が終わりそうですね。

ブログの更新は、仕事が忙しいとできず、その忙しさがすぎたら今度は燃え尽きてしまって、遊びに走る…といった感じで滞ってました。
いつも大体このパターン…。
(忙しかった仕事は、追い追い紹介したいです。)

遊びと言っても家でDVDを観たり、漫画読んだり、と言った感じで。
基本1人!!しかもインドア!!
孤独耐性ありすぎて困る。
友達に誘われて映画など遊びに行くのですが、自分から誘う事が最近ないな〜と思います。独身の時は、よく友達誘って飲みに行ったりしてたんですけどね。

年齢ですかね。
30代半ばとなると、周りが結婚したり、子供生まれたり、仕事で責任のあるポジションにいたり、で簡単に誘いづらくなってきた感じあります。

「わたし、定時で帰ります」というドラマがスタートして、一話をネット配信で観たのですが、共感しまくりでした。
主人公は中堅の30代。定時で帰って近くの中華料理店でハッピーアワーのビールを楽しみにしてて、有給とって温泉宿泊付き人間ドックに行って1人で温泉と旅館料理を堪能。
この1人って言うのがリアルだなと。

ドラマでよくある「独身女友達が出てきて、夜は一緒におしゃれな馴染みの店でお酒を飲んで、延々くだを巻く」みたいな演出なくてよかったなと思いました。(これあると一気にフィクション感が増す気がする)

主人公と対比な同僚の三谷さんが、無理をして残業して頑張っている感じにも共感できました。
後輩をしかる場面、言い方が高圧的だったけれどなんでそれを言うのかも分かるし、それで後輩が反抗的になるのも分かるから、観ていて辛い気持ちになりました。

主人公が定時帰りになった訳が、新卒の頃無理をして倒れ、命の危険にまで晒された過去がありました。

私は命の危険まではなかったけど、夜中まで仕事、終電逃した事も(数回だけど)あって、夕飯は職場でパンやおでんで済ましていた新卒20代がありました。
幸い上司も先輩も良く人間関係も良い職場でしたが、一生こんな働き方は嫌だと思ってました。

転職して花屋になったけれど、ホテルのバンケットだったので、宴会・結婚・葬儀の準備や後片付けで朝早くから夜中までなんて、ザラでした。
体力がない私は、徐々に慢性疲労で常に頭痛が出てきたところで、仕事をセーブ。
それで家に遅くても21時頃にいられるようになって、夕飯を家で食べる事がすごく嬉しかった思い出があります。

あの頃、仕事は好きだし楽しかったけど、自分の命を削って生きてる感じがあり、父を40歳で亡くした自分としては、無理したら死ぬぞ、と警告が体から出ているのではないかと思いました。
仕事をセーブしても、約4年分の蓄積された疲労はなかなか手強く、2、3年はずっと眠いし、頭痛いし、肩が凝って、疲労が抜けなかったです。

働き方を変えようと思いました。

結婚もしたし、自分や家族にあった働き方をしようと思って今の個人事業主という形態になってます。

たまに個人事業主だから自由がきくだろうと、土日作業をガッツリ強いる方がいらっしゃるのですが、私は基本、簡単な修正等しか土日は対応してません。
土日はだいたい予定があるので。

以前、広告代理店の下請けの方でしたが、金曜夜に依頼→日曜まで欲しいとかありました。

今もその会社あるんかな…。ま、そういう事ですね。

休みの日は、自分や家族のための時間なのです。
デザイナーにとってエネルギー補給しなくちゃいけないのです。
クリエイティブは色々な経験と体験、遊び、空いた時間の出来事が、デザインの勉強に繋がったりするんです。

これが私の働き方=生き方です。