2016年4月14日木曜日

折込チラシB4デザイン

【折込チラシB4とポストカードのデザインしました】

千葉県千葉市ASAパスポートブック・折込チラシ
B4折込チラシ
ASA(アサ)パスポートブック千葉、折込チラシポストカードサイズ
ポストカード
先日デザインを担当したASAパスポートブック(記事はこちら)の販促用のチラシです。
上部のイラストは私が描きました〜。
地域のクーポンブックなので、「親しみやすさ」「カチッとしてないプニッとしたキャラクター」みたいなかわいいイラストにしたくて。
探してみたものの…
著作権や予算オーバーなどの理由で自分で描く事にしました。

いやだってなんせ、美大でしょ……?
絵には自信があると思いきや、やっぱり人それぞれに得意分野がありまして。
実は二頭身の人物のイラストを描いたのは今回が初めてです(^^;)

イラストレーターやグラフィックデザイナーは色々かぶる部分があるので混同されますが、ちょっとニュアンスが違うんです。

イラストレーターとは、自分の絵のテイストがあってそれで仕事をもらっている人。
グラフィックデザイナーは、クライアントからの要望や条件、設定を基に販売促進に有効なグラフィック構成を作る人。

なので、「こんなイラストが販売促進に向いてる!」と思ったら、そのようなイラストが描ければいいけど特殊なイラストならば、得意な人に描いてもらった方が早いので頼んでしまいます。
(細かく言うとアートディレクターという職業もあって、基本はグラフィックデザイナーですが、ビジュアルを決めたら、手を動かすよりも人を動かして指示を出す人です。)

だって人間だもの…もちろんグラフィックデザイナーだって自ら持っている美学によってテイストが違います。
当たりはずれは正直あります。

美学の部分がピッタリと、クライアントと合えばまさに阿吽の呼吸で気持ちが良いくらいにスムーズに仕事できます。

私の経験から言うと、まずは直接会って聞くのが一番だと思ってます。
けっこう、この部分、フラワーコーディネーターとして働いていた経験が役に立ってます。

花を売るときには「誰に」「何を」「どのように」「どんなタイミングであげるのか」を聞くのが基本です。
また、婚礼等のフラワーディスプレイでも「入り口からはどんな風に見えたらいいのか」「写真にはどんな風に残るか」等を伝えて、お客さんから気持ちを聞き出します。
こういった”聞く”事がこれまでの仕事でしたので、逆に私の場合、押しに弱いです(笑)
カリスマにはなれません…遠い目。

グラフィックデザインはいわば、お客さまの悩み+デザイナーの美学で成り立っているのです。

みなさまも自分の美学にあったグラフィックデザイナーと出会えればいいですね。
別にデザイナーなんていらない。これからは人工知能があるしって言わないでくださいね…普通に落ち込みますから。(笑)


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