【文字の話4】OCR-Aフォント
OCRというのは、光学文字認識(こうがくもじにんしき、Optical character recognition)の略で、OCR-Aは機械で読み取ることができるように米国で設計されたフォント。OCRの開発は、視覚障害者が文字を読むための機械をつくるという側面もあった。OCR-Aフォントが商用利用されたのは1955年。リーダーズ・ダイジェスト社に納入され、販売報告書をコンピュータに入力するのに使われた。
OCR-Bは1966年、アドリアン・フルティガーによって後に開発された。ジュネーブの欧州電子計算機工業会のECMAは、すでに米国で使用されたOCR-Aを使いたくなかったので、新たにOCR-Bを制作。5x9の正方形でOCR-Aより細かいグリッド上で設計されている。
OCR-AとOCR-Bフォントの文字の形状は、OCR スキャン機器で正確に読み取ることができる。 OCRの使用例として、銀行小切手、パスポート、シリアルラベル、郵便物などがあ。
OCR-Aフォント私はけっこう好きで使う。
柿の庭デザインロゴの英字部分もこのフォント。
作っているときは、一番好きなフツーラにしようと思ったのだけど、いざロゴと合わせたら何だかしっくりこなくて…。
OCR-Aを合わせたら意外としっくりきて採用した。
参考
・wikipedida
・explaninthatstuff!
・http://luc.devroye.org/fonts-48497.html
過去の文字の話一覧
【文字の話1】Trajan(トラジャン)
【文字の話3】Helvetica(ヘルヴェチカ)・wikipedida
・explaninthatstuff!
・http://luc.devroye.org/fonts-48497.html
過去の文字の話一覧
【文字の話1】Trajan(トラジャン)