こんにちは、昼間も湯たんぽ使用の寒がりの石田です。
柿の庭デザインHPからお問い合わせがありました。
とても嬉しいです!
蕨駅すぐ近くの作業衣屋の上田衣料さんからでした。
創業50年、埼玉県の蕨市で職人さんの鳶服や職人道具などを取り扱っているお店です。
鳶服と言うと、どうしても「やんちゃなお兄さん」のイメージがありますが、日本で昔から着られている職人服です。
私の祖父は、大工で図面を描いていたと母から聞いていたので、建築現場の仕事道具に対して少し親近感というか、自分のルーツをたどるというか、NHKの番組ファミリーヒストリーな気分になりました。(ファミリーヒストリー知らない人はすみません^^;)
ビジネスマッチング2018 inさいたまアリーナに出展が決まり、ディスプレイのご相談でした。
ブース壁に設置する物と配る物が欲しいという事で、
B0タペストリーと三つ折りリーフレットをご提案しました。
タペストリーは、濃紺地にロゴを大きくのせて会場で目立つようにB0の大きさにしました。
リーフレットは、構成としてはオリジナルの商品を掲載して、カタログとしても使えるものを考えました。
デザインのイメージは、「和」と「洒落」。
上田衣料さんのオリジナルの鳶服の色バリエーションには、紫檀(したん)や素鼠(すねずみ)と言った和の色名が付けられていて、カッコイイ!のです。
なので、それをデザインに是非とも生かしたいと思いました。
鳶職を調べると江戸の「火消し」が出てきます。
火事の消防に当たった「火消し」達は、装束の表面を地味にして、裏面に派手な絵模様を施し、火を消し終わったら裏返して見せびらかして歩いていたとか。
粋な男達はアイドルのように人気の的だったようです。
現代と江戸では鳶服の様相はもちろん違うけれど、
職人さん達は今でも
「オリジナリティを好んで、大手メーカー品と違う別のタグ(刺繍)がついた鳶服を選ぶ人もいる」
と上田衣料さんにうかがいました。
そういった事から、
表紙のトーンは落ち着いた雰囲気、中面を洒落た雰囲気でデザインしようと考えました。
表面 |
中面 |
海外の会社さんも視野に入れているということで、表面には「ueda」とアルファベット表記を入れました。
上田衣料さんの2代目は、笑顔が素敵なキュートな女性の方です。
かわいいです。
埼玉で長年頑張っていらっしゃる上田衣料さんに私も元気をもらったような気がします。
お手伝いができて嬉しかったです。
これから応援したいです。
石田でした。
上田衣料さんのFacebookページで実際のビジネスマッチングの様子を見る事ができます♪