2018年5月10日木曜日

SVGを学べる本

【本の感想・レビュー】おすすめデザイン本

インプレス

「Web制作者のためのIllustrator&ベクターデータの教科書」

著者:三階ラボ(長藤寛和、宮澤聖二)著/窪木 博士 著/松田 直樹 著/あわゆき 著
  • 発行所:インプレス
  • 2015年5月22日第1刷発行
  • 評価5 ★★★★★

Webの制作をすることが増えてきたので、仕事を進行しつつ勉強中です。
SVGのことを学びたくて見つけた本です。

SVGとはScalable Vector Graphics(スケーラブル・ベクター・グラフィックス)の略で、jpgやpngのような画像とは違い、座標で図を描くベクターデータ形式の一つです。

図の情報が座標なので拡大しても、画像がガビガビにならずキレイに表示されます。
小学校だか中学校で習う数学の放物線を思い浮かべるとわかりやすいです。

〇〇.svgという拡張子がついたデータになります。
Adobe Illustratorで取扱いができます。

ベクターデータをWeb上で扱えるようになり、何でもかんでも画像にする時代に終わりが来ているようです。
Webを学んだ3年前にもSVGはありましたが、学校では触れる事なく…未来の技術だと思ってました^^;

これが今や主流になりつつあるんですから、ほんとWebは技術の進化が早いです。

本には、SVGにもアートボード(描画表示域)があって自分で書き換えられたり、不要なHTML記述があるので削除したりを教えてくれます。
SVGやイラレだけでなくSketchも紹介しています。

この本を読んだ後に、生明塾 by AZM Designの「Webデザイン新時代のIllustrator新技法」という講座も受けてみました。

「もっとSVG使おうよ!」と生明先生が叫んでました。

イラレCC2018バージョンとなった今、SVGを扱える事もあってWebデザインする上で再注目だそうです。
紙出身の私としては、ありがたい話です。イラレの方が慣れてますもの。

Webは進化が早くて、流行が毎年あって、勉強することが常にある分野だけど、とても面白いです。

そう言えば小学生頃だったか、
Windows95のオーサーノート(だっけ?)でイラストを描いてそこにボタンを配置して別ページに描いたイラストにリンクさせたり、隠しボタン付けたり、というPCでの遊びを夢中でやってました。
今思えばあの頃からUIを考えたりいじるのが好きなのかもしれません。

プログラミングも好きな分野だけど、好きと出来るとセンスはまた別。

もっとWebで自由に表現したい〜〜