2017年1月10日火曜日

能の公演フライヤー

【チラシ・フライヤーのデザイン】

こんにちは。
新年が始まり、正月ボケがなかなか直りません。(^ ^;)
ひょんなことでPSvitaを手に入れてた事で、年末年始ゲーム三昧だったのが良くなかったかもしれませんね…。
引きこもり気味なので、ウォーキング1万歩を今年の課題にしてます。

さて昨年末、駆け込みで能のフライヤーをデザインしました。
印刷も終わって配り始めてます。

依頼主の要望で能面をイラストで入れました。

 模写して行く様子4枚
能面のデッサン過程

「真蛇(しんじゃ)」という能面です。
よく「般若」は聞きますが、この「真蛇」は、そのいわゆる進化形だそうです。
般若より蛇に近く、耳や髪の毛がないのだとか。

怖いですね…。

久しぶりにデッサンをして、受験の時より描けるような気がしました。
あの頃から随分経っているけれど、その間に立体を見る目が少しでも養われたかも?
シャープペン1本(濃さB)でコピー用紙に描きました。


道成寺の鐘も描きました。
色をPhotoshopで付けて素材の完成。
能面と鐘をデッサンして色をつけた画像
能面と道成寺の鐘イラスト
色を付けた状態


そして素材を配置して完成したフライヤーはこんな感じ。

能・道成寺フライヤー/シテ:宝生流内藤飛能2018年3月公演/design by 柿の庭デザイン

能・道成寺フライヤー裏面/シテ:宝生流内藤飛能2018年3月公演/design by 柿の庭デザイン

道成寺という話は、歌舞伎でも演じられている有名な話だそうですね。
私は調べてから初めて内容を知りました。

内容は「女の一方的な恋が恨みに代わり、蛇となって道成寺で男を殺す話」です。

怖いですね…。

デザインは、蛇 と 特徴的な能面 と 鐘 をメインモチーフに選びました。

蛇をすぐに蛇と分からないくらいのポップな使い方にしたのは、おどろおどろしさや爬虫類のヌメりみたいなものを緩和する事と、若手の能楽者が演じる事を表したかったためです。

また能面と鐘をリアルなイラストしたのは、緊張感を保つためにデフォルメをしたくなかったのです。「真蛇」はこの道成寺ならではのお面、主役はぼかしたくないなとデッサンで描いたイラストにしました。

依頼者の宝生流・内藤飛能(ないとうとびよし)さんが、シテと呼ばれる主役をつとめます。
桜がフライヤーに舞っているのは内藤さんの案です。桜の下で舞う場面は哀愁が漂うシーンとのことで、きっと最大の見せ場…素晴らしいでしょうね!

昨年の「石橋」のフライヤーを作ってから一年が経ちました。
着々と内藤さんステップアップしてます。

フライヤー送付希望の方は
kakinoniwa.d@gmail.com(柿の庭デザイン・石田栄)
又は
hoshoryu.hiunkai@gmail.com(宝生流 飛雲会)
まで。

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公演情報
内藤飛能 東京水道橋能楽公演 春の別会能
  • 平成29年3月26日(日曜日)午後12時開演
    • 道成寺 (シテ 内藤飛能)は、16時50分頃〜終演18時40分予定
  • 会場 宝生能楽堂
  • 料金(別会料金)
    • S席 13,000円
    • A席 12,000円
    • B席 11,000円
    • C席 9,000円
    • D席 5,000円
  • チケットは宝生流ホームページから http://www.hosho.or.jp/ticket/