2016年3月14日月曜日

3月 14, 2016
普段何気なく使っている文字の歴史を探る

【文字の話3】Helvetica(ヘルヴェチカ)


使いやすく幅広い凡庸性、世界中で使われているフォントの王様!!


1957年、マックス・A・ミーディンガーとハース活字鋳造所のエドアルド・ホフマンが制作。


当初は「ノイエ・ハース・グロテスク」という名前だったが、販路拡大のため1961年「ヘルヴェチカ」という名前に改称された。


ラテン語で「スイスの」という意味。グリッド・システムを活用するスイス・スタイルのデザイナーから支持を得て広まった経緯がある。


当時、第二次世界大戦の戦火やナチの迫害を逃れてきたヨーロッパの各国の人達が大勢スイスにいたため、スイスのデザイナーは一つの紙面の中にドイツ語、英語、フランス語を提示しなければならなかった。

彼らは、活字書体に無個性・無宗教・無国籍性・非時代性を求め、幾何学的なサンセルフ体よりも昔ながらの活字職人によるサンセルフ体を選んだという。


パナソニック、無印良品、evian、BMVのロゴ、JR東日本の駅名標の英字部分もヘルヴェチカが使われている。



ドキュメンタリー映画まで作られている。



参考書籍 株式会社誠文堂新光社「文字講座」





過去記事一覧