2016年11月28日月曜日

11月 28, 2016
普段何気なく使っている文字の歴史を探る

【文字の話8】Dakota(ダコタ)




歴史や意図などは不明


vLetter.Incという手描きフォントを扱っている米国の会社がデザインしたフォント。
2001年にAppleが権利を取得してMac OSXに搭載されている。

いつ頃できたのか、誰がつくったのかなど不明。

Dakotaは、vLetterのサイトでも無料でダウンロードできるフォントであるためなのか、検索すると公式サイト以外で無料ダウンロードリンクに溢れてます。




ステーブ・ジョブスは、なぜこのフォントを選んだのか


ただ単純に当時の手描きフォントの代表がDakotaで、フォントのバリエーションを増やすのために入れられただけかもしれません。

ジョブスはカリグラフィに感銘を受けて、多くの美しいフォントをMacに搭載させています。

手描きフォントの中でも気持ちよく文字認識できて、ユニセックスな筆跡が好感を持てますし、ペンが滲んでいるような、筆圧を感じる線も魅力的です。



(※ここからは想像の話)
ステーブ・ジョブスは、なぜこのフォントを選んだのか


「ダコタ ジョブス」と検索すると「ダコタ・ハウス」がヒットします。

ダコタ・ハウスはThe Dakotaと呼ばれ、アメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタン区アッパー・ウエスト・サイドにある高級集合住宅です。

ここに住んでいたジョン・レノン(ビートルズ)が1980年に射殺された場所としても知られています。

ジョブスとレノンは面識が会ったかどうかわからないそうですが、レノンが亡くなってから5年後、オノ・ヨーコは息子の誕生パーティのためにジョブスをこのダコタ・ハウスに招いたそうです。

その前年1984年は、初代Machintoshが発売した年で、100年前の1884年は、ダコタ・ハウスが竣工した年でした。

(全くフォントと関係のない話になってますが…。)

アップルを解任されて新しい事を始めたりと浮き沈みしていた1985年は、ジョブスにとって印象的な年だったのではないでしょうか。

その年末に訪れたダコタ・ハウス…。

ダコタ・ハウスを調べて思ったのは、そこは時代を揺さぶるような事件が起きた場所で、時代や文化を創る人達が住む場所なんだという事です。


そのダコタを名前に持つフォントを入れるという意味がなんらかあったんじゃないだろうかと私は思いたいです。


無理やりこじつけなくても良いではないか…という声が聞こえてきそうですね ^^;


調べてみて感想


調べても調べてもDakotaの情報はあまり出て来ず、記事を書くのを断念しようと思っていた所で、ダコタ・ハウスが出てきて少し雑学が増えました。

Dakotaは、だいたいは女性の名前という事なので、フォントのイメージ的には女性文字なのかな…と思います。古いフォントではないようなので、実際にこの文字を書くダコタさん存在していたら面白いな〜。



参考

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過去の文字の話一覧